【ギャンブルのない生活①】「やめなきゃ」ではなく、「行かなくていい」と思った日

ギャンブル依存

ギャンブルをやめようと思っていた時期は、正直かなり長かった。

「もうやめないといけない」
「このままじゃダメだ」

そんなことは何回も思っていた。

でも、結局また行っていた。

休みの日になると、特にやることがあるわけでもなく、気づいたらパチンコ屋に向かっていた。

コンビニに行くみたいな感覚だったと思う。

お金があるかないかより、“行くのが普通”になっていた。

初めて自助グループに行った時のこと

自助グループに初めて行った時、今まで誰にも言えなかったことを全部話した。

泣きながら話した。

借金のことも、やめたいのに行ってしまうことも、家族にも言えていなかったことも。

話した後は、少しスッキリした感覚があった。

「ああ、やっと言えた」

そんな感じだった。

でも、現実は何も変わっていなかった。

借金もそのまま。
生活もそのまま。

別に誰かがお金をどうにかしてくれるわけでもないし、急に人生が変わる感じもなかった。

正直、「これ意味あるのかな」とも思っていた。

「自分は依存症なんだ」と認めた感覚

ただ、自助グループの門を叩く時、自分が依存症なんだということを初めて認めることができた気がする。

それまでは、どこかで「認めたくない!」と思っていたんだと思う。

でも、同じような話をする人たちの中にいると、もう言い訳できなかった。

その頃は、LINEで全国の仲間と毎日のようにやり取りしていた。

今の時代は、24時間誰かと繋がれる。

夜でも誰かいるし、朝でも誰かいる。

それが大きかったのかもしれない。

でも、その時はそこまで深く考えていなかった。

ある休みの日、不意に思ったこと

それから1ヶ月くらい経った頃だったと思う。

休みの日、本当に不意に、

「あ、もぅ行かなくていいや」

と思った。

今でも、なんであの日そう思ったのかは正直よく分からない。

借金はまだあった。

手元に現金も数万円あった。

行こうと思えば、普通に行けた。

でも、行かなかった。

“我慢した”という感じでもなかった。

「行きたいけど耐えた」でもなく、ただ、行かなくていいと思った。

行かない日が積み重なっていった

その頃から、空いた時間に温泉へ行くようになった。

だからといって、人生が急に良くなった感じはなかった。

相変わらず借金はあるし、問題が全部解決したわけでもない。

でも、気づけば、行かない日が1日ずつ積み重なっていった。

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