【自己破産の流れ⑤】破産管財人との面談は、想像していたものと全く違った

自己破産

裁判所へ提出した後、不安だったこと

裁判所へ提出する書類が揃い、
自己破産の手続きは次の段階へ進んでいった。

ただ、
この頃の自分はかなり不安が大きかった。

特に気になっていたのは、
本当に免責がおりるのかどうかだった。

自分の場合、
ギャンブルによる借金だったため、
破産管財人という他の弁護士の先生がつく案件だった。

弁護士事務所からは、
今後その人から連絡が来る、
という説明だけを受けていた。

でも、
実際にどんなことをするのか、
何を聞かれるのか、
その時はほとんど分かっていなかった。

それが余計に不安だった。

「厳しく責められるんじゃないか」と思っていた

破産管財人という言葉に、
自分はかなり身構えていた。

借金やギャンブルについて、
厳しく詰められたり、
作成した資料のおかしい点を指摘されるんじゃないか。

そんなイメージを持っていた。

実際、
破産管財人から電話があり、
弁護士事務所での面談日程が決まった時も、
「何を聞かれるんだろう」
という不安がかなり大きかった。

それまでのやり取りは、かなり事務的だった

少し話は逸れるが、
最初に弁護士事務所へ相談してからは、
裁判所へ提出する書類の作成が中心で、
ほとんど事務員の方とのやり取りだった。

必要書類の確認や、
資料作成の修正など、
内容もかなり事務的なものが多かった。

だから、
“弁護士の先生としっかり話した”
という感覚は、
それまでほとんど無かった。

実際の面談は、想像していたものと全然違った

話を戻すと、
実際に始まった破産管財人の方との面談は、
自分が想像していたものとはかなり違っていた。

聞かれたのは、
ギャンブルをしていた頃のことだった。

なぜ続けていたのか。

借金をしてまでやっていた時、
どんな状態だったのか。

今はギャンブルをしていないか。

やりたいと思うことはあるか。

やらないために、
どんなことをしているのか。

そういったことを、
一つずつ確認していく感じだった。

責められるというより、
今どう向き合っているかを見られている感覚に近かった。

なにより、
自分の話をしっかり聞いてくれていることに、
少し救われるような感覚すらあった。

面談は、何度か行われた

面談は一回では終わらなかった。

月に一回くらいのペースで、
全部で3回ほど行われたと思う。

次の面談まで、
ギャンブルをせずにどう過ごしていたか。

回復に向けて、
どんなことに取り組んでいたか。

そして、
通帳の動きに不自然な部分がないか。

そういったことを確認していく形だった。

ただ、
その確認内容も一方的に決められる感じではなく、
話し合いながら、
「それでは次の面談の際に確認していきましょう」
という形で進んでいった。

最初はかなり不安だった面談も、
途中からは全く苦ではなくなっていた。

少しだけ、安心できた

もちろん、
最終的に免責を認めるかどうかを決めるのは裁判所だった。

それでも、
破産管財人の方との面談を重ねる中で、
自己破産の免責という方向で進んでいるような感覚はあった。

提出後ずっと抱えていた不安が、
その頃には少しだけ軽くなっていた気がする。

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